木とともにあった日本の文化
世界でも有数の森林国である日本。
木は住まいをはじめさまざまな用途に加工され、
私たちの暮らしを支えてきました。
そして、それは日本の文化そのものでした。
しかし、近代以降は地下資源に頼るようになり、
木とともに生きる文化は次第に衰退し、
山は荒廃し、自然とともに生きる暮らしは失われつつあります。
木は日本のかけがえのない財産であり、
木を守ることは日本を守ることでもあります。
目に見えない木の価値を守る人々を紹介していきます。
木とともに生きる人々
日本の家づくりの多くは工務店が担っています。
たとえハウスメーカーの家であっても、
地元の工務店が請け負って建てていることが多いのが実情です。
しかも、「木の家」となると、ほとんどは工務店が建てており、
日本の木の家、木の文化を語るとき、
工務店や大工などの職人の存在は欠かせないのです。
木の家づくりに真摯に取り組み、
木の文化を守り、受け継ぐ工務店や建築家を紹介します。